うつの克服法【専門治療と合わせて周りの接し方が大切】

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治療に使用される抗うつ剤

男の人

うつ病で使用される抗うつ剤

うつ病の症状を改善するために使われる薬は、たくさんの種類の抗うつ剤として存在しています。うつ病の症状が出ている患者さんによってそのような抗うつ剤の効果についても違いがあるため、最初に選択した抗うつ剤を必ずしもその患者さんには効果的かどうなのかは実際のところは心療内科などのクリニックの医師でもわからないのです。
服用した抗うつ剤がそのうつ病の症状を発症している患者さんに適切でかつ効果があるかどうかは、患者自身はもちろんのことクリニックなどの医師でも見極める必要が出てきます。そのため、抗うつ剤は過剰に服用しないことを前提に、用法と用量を守ることが大切です。

抗うつ剤の種類

SSRIという選択的セロトニン再取り込み阻害薬というものですが、これはセロトニントランスポーターという脳内のセロトニンの量を調節する器官に対して作用することによって、神経細胞と神経細胞の間でセロトニンの量を調節できるように働きます。この抗うつ剤は抑うつ状態の人だけではなく、不安の強いような人にも処方されます。
また、SNRIと言うセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬ですが、これは2000年3月に厚生労働省から認可を受けた抗うつ剤なのですが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの両方の調整を行うためにこのセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害する働きがあります。さらにNaSSAという抗つ剤ですが、これは前述のSSRIともSNRIとも違う作用がある薬で同様の効果があります。いずれの抗うつ剤を処方されるかは、患者の症状や体質などを考慮され処方されます。

服用方法を守ろう

抗うつ剤を服用する際は、少量の服用から始めて徐々に服用量も増加していきながら副作用が出ないことを確認します。医師は十分な量を服用することを1ヶ月ほど継続した上で、その抗うつ剤を服用した実在の症状を発症している患者さんに適切で効果があるかどうかを判断されるのです。医師の確認後、うつ病の症状の緩和に対して効果が薄いと判断された場合には別の抗うつ剤に変更されます。
こうした服用と確認を繰り返し行なうことから、症状の緩和や自分にあった治療薬を探すことに時間がかかることもあるでしょう。ただし、抗うつ剤の良し悪しは自分で判断できるものではないため、必ず医師の元で処方箋をもらい対応をしてもらうようにしましょう。

薬の服用を止めないこと

抗うつ剤を服用中に、なんらかの体調の変化が出たら、すぐに担当の医師に伝えるようにしましょう。たとえうつ病の症状に対して改善効果があったとしても副作用などが強すぎるようであれば、その他の抗うつ剤に変更することもあるのです。
抗うつ剤によりうつ病の症状緩和の効果が現れた後でも、勝手にその抗うつ剤の服用中止をすることは絶対にしてはいけません。自分ではうつ病の症状がなくなったように感じたとしても、通常うつ病の症状の改善は一進一退である上、再発をしてさらに悪化する可能性が高いため注意しましょう。